世界の樹種紹介

アフリカンパドウク

063a
英名
African padouk
学名
Pterocarpus soyauxii Taub. 、P.osun Craib、P.cabrae De wild.、P.tinctorius Welw.
その他の名称
Osun、Muenge、Mbe、Nve、N'gula、Tacula、Camwood、Barwood
科目
カキノキ科
産地
ナイジェリアからアンゴラまでの赤道アフリカ。主な輸出国は赤道ギニヤ、コンゴ
外観
  • 辺、心材の区別は明瞭
  • 心材は黒色の縞をもつ血のような赤色で、時間の経過とともに赤い縞をもつ暗紫褐色になる
  • 辺材は白色
  • 肌目は精で通直。アジアのパドウクより粗く、杢も少ない
  • 板目でリップルマークをもち、辺材で目立つ
  • 柾目には不規則なリボン杢が出るが、均一な外観をもつ
材質
  • 重さ、硬さは中庸
  • 収縮は小さく、乾燥後の材の寸度は安定する
  • 曲げ強さは大きいが、割れやすい
  • 保存性はきわめてよく、耐久性も極めてよい
  • シロアリにも強い
用途
高級な住居用材、床材、唐木細工用材となる。屋外用木工用材、船舶材、階段材、車両材としても使われる。他にツキ板、柄など。
気乾比重
0.65~0.85
メモ
 
丸米商会取り扱い商品例
原木、唐木